外反母趾の症状で悩んでいる方へ
外反母趾や足のトラブルにお困りの方は、多くいらっしゃいます。
指が変形して見た目が悪くなったり、歩くたびに指に痛みを生じたりと、悩みは尽きないでしょう。
なかには、長年外反母趾の症状と付き合っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
外反母趾は、靴の形や足のつき方、歩き方などが主な原因と考えられています。
とくに女性は、ヒールを履く方に外反母趾がみられやすいです。
外反母趾の改善のためには、普段の生活習慣をみなおすことが重要といえるでしょう。
外反母趾の特徴や適切な対処法を理解し、症状の改善を目指しましょう。
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目次
このような悩みを
抱えていませんか?
外反母趾を発症すると、指の変形や痛みで次のような悩みを抱える方が多くいらっしゃいます。
当てはまる方は、早期に対策を行い、外反母趾の症状を改善しましょう。
- ヒールを履いていると指が当たり、痛い
- 親指が曲がってしまい、見た目が気になる
- 長時間歩くと指が強く痛む
- 親指が痛くて腫れている
- 親指をきれいな状態に戻したい
- 外反母趾の痛みを改善したい
外反母趾の特徴を理解しましょう
外反母趾を発症する原因について
外反母趾は、主に次のような原因で発症しやすいです。
●靴が足にあっていない
足の形にあっていない靴を履いていると、外反母趾を発症しやすいと言われています。
幅が狭く、つま先が細くなった靴は、母趾の付け根から先が圧迫される傾向があります。
とくにヒールが高い靴では、付け根にかかる力が増えるため、より変形を強くする可能性があります。
そのため、日頃から先が細い靴やヒールを履く方は、母趾に負担がかかりつづけると推測できるため、外反母趾を発症しやすくなります。
●歩き方が悪い
歩き方のくせによっては、外反母趾の発症リスクを高めてしまう可能性があります。
・足が乾燥している
・巻き爪である
・魚の目やたこがある
上記のような足のトラブルを抱えている方は、無意識に足をかばうような歩き方をしやすいため、外反母趾になるリスクを高めてしまうと言われます。
●足の骨格の崩れ
足の骨格(アライメント)が崩れていると、歩く際に足の負担が増え、外反母趾を発症しやすくなります。
・扁平足である
・母趾が人差し指よりも長い
・指や足首の関節がゆるい
上記のような特徴がある足の方は、歩く際に母趾への負担がかかりやすいことから、外反母趾のリスクが高いと考えられています。
●足底部の筋力低下
足底部の筋力が低下することで外反母趾になりやすくなります。
足底の筋肉は、指で地面を掴んだり地面を蹴ったりする際につかわれ、歩行動作で重要な役割を担っています。
しかし、運動不足や足にあっていない靴を履くことで足底の筋力が低下すると、足のバネをつかえなくなります。
その結果、指が外側へと開いてしまい、靴と当たることで外反母趾になりやすいと言われています。
外反母趾でみられる症状について
外反母趾を発症すると、次のような症状がみられると言われています。
●母趾の変形
母趾の先の方が人差し指に向かって「くの字」に変形すると言われています。
そのため、歩く際に靴に当たりやすくなって痛みを生じやすいです。
また、靴と当たる部分の皮膚が厚くなり、母趾の付け根の腫れや炎症が現れることもあります。
●小趾(小指)の変形
外反母趾では靴の幅によって指が狭められている可能性が高いため、母趾だけでなく、小趾まで変形する可能性があります。
そのため、患者様のなかには、内反小趾を併発している方も多くいらっしゃいます。
内反小趾とは、小趾が内側に向く症状です。
外反母趾と同様に、靴と当たることで痛みや炎症がみられる症状となります。
ヒールのような先端が尖っている靴では、外反母趾とともに内反小趾の発症リスクもあると考えられるため、注意しましょう。
●歩行時痛
外反母趾を発症すると、変形して突出した母趾の付け根が靴に当たり、痛みやすくなります。
歩くたびに痛むことから長時間の歩行が苦痛となりやすく、普段歩く機会が多い方にとっては、つらい症状となる場合があります。
痛みを避けるために足のつき方を変えた場合、膝や股関節などの足以外の部位に痛みが広がってしまう可能性があります。
●足底部の痛み
外反母趾では、痛みをかばったり、靴のなかで母趾と靴が当たったりするため、正しい歩き方ができなくなってしまう場合があります。
そのため、足底部に負担がかかり、足底筋膜炎を起こすことがあります。
外反母趾を発症しており、普段長時間歩く機会が多い方は、注意しましょう。
外反母趾の痛みを軽減させる方法
外反母趾の症状を軽減させるためには、次のような対処法を行うことが有効とされています。
●歩行の改善
日頃から正しい歩き方を意識することが重要です。
歩くときに内股・がに股になってしまうと、足や股関節に負担がかかると言われています。
また、歩幅が狭い歩き方や、すり足歩行は筋力低下につながりやすいため、注意しましょう。
歩くときは一本の線の上を歩くような感覚で、足が左右交互に同じ場所を通るように歩くことをおすすめします。
足をつくときは、かかとから着地し、足が離れる際は指先で地面を蹴るようにしましょう。
歩幅が広がり、より少ない歩数で歩くことが可能と言われています。
●サポーターを着用する
外反母趾用のサポーターの着用もおすすめです。
サポーターを着用することで靴の中で指同士が重なることを防ぎ、外反母趾の症状の軽減が図れます。
また、指がよい位置にあることで本来の正しい歩行が可能となり、指の筋力低下やアライメントの崩れを改善するとも言われています。
靴を履いていないときでもサポーターを着用することで、指の変形の改善も見込めます。
●足の指の運動
外反母趾の症状を改善するためには、足の指を動かして筋力低下を防ぐほか、筋肉の柔軟性を高めることも効果的と考えられています。
・指でグーチョキパーの動き:足の指を前後・左右に開く、握りこむ
・タオルギャザー:タオルを床に置き、足の指でタオルを掴む、離す
・ゴルフボール握り:足の指の力でゴルフボールを握り、もち上げる
上記のような指の運動を行うことで、指の筋肉の柔軟性が高まり、アライメントの崩れを防ぐと言われています。
足の筋肉を柔軟に保つことで、歩行の際に指の機能が正しくつかわれ、足への負担の軽減が期待できます。
外反母趾にならないための予防法
外反母趾を予防するためには、次のような予防法を行うことが有効とされています。
●足にあった靴を選ぶ
足の形にあった靴を履くことが効果的と言われています。
靴を選ぶときは、靴のなかで指の関節が曲がる位置が正しいか、かならず確認しましょう。
また、サイズ選びも重要です。
大きすぎると靴のなかで足がずれてしまい、足がずれないよう常に指を握りこむような形で歩くことが考えられます。
そのため、指や関節に負担がかかり、外反母趾を発症しやすくなると言われます。
反対に、小さい靴もおすすめできません。
小さすぎる場合、足の指同士が靴のなかで重なりあい、指の付け根が靴に当たりやすくなるため、外反母趾のリスクが高くなると言われています。
●靴下選び
外反母趾にならないためには、指同士が離れた靴下を履くことが効果的と言われています。
一本一本の指が独立しているために靴のなかで指が重なりあうことを防ぎ、外反母趾の予防につながります。
また、5本指ソックスは指を動かしやすく、足の筋力や柔軟性の低下を防ぐ効果も見込めます。
●爪のケアをする
指の爪が伸びていたり巻き爪になっていたりすると、歩く際に痛みの原因になりえます。
そのため、痛みをかばおうと足のつき方が悪くなり、外反母趾のリスクを高めてしまう場合があります。
とくに先が細い靴やヒールは、指先に力が集中して巻き爪を起こしやすいため、日頃のケアが重要と言われています。
爪を切る際は深爪にならないよう注意し、爪の両端をきちんと切るようにしましょう。
ヒール以外にも、スポーツを行う方はシューズによる圧迫や、接触の際に足を踏まれることで巻き爪となり、外反母趾のリスクを高めてしまう可能性があります。
爪のケアをすることで爪の変形を防ぎ、外反母趾の予防につなげましょう。
神明鍼灸院・整骨院の
【外反母趾】アプローチ方法
外反母趾は、ハイヒールを履く方や、足の指をうまくつかえていない方に多く見受けられます。
当院では、足底の筋肉を緩め、足根部・足趾の関節の動きや柔軟性の改善を図ります。
また、運動療法も取り入れていきます。
足の使い方のトレーニングを行いながら、筋力アップも目指します。
並行してテーピングで固定し、痛みや変形を抑制します。
著者 Writer
- (ふじみや あきひろ)
藤宮 章洋 - 所有資格:柔道整復師
出身:東京
趣味:読書、登山
得意な施術:腰痛・肩こり
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患者様に笑顔で充実した生活を送っていただけるよう、がんばります。
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