胃痛・胸やけの症状でお困りの方へ
日頃の食生活や精神的な疲労などによって、胃痛・胸やけの症状が現れることがあります。
脂っこいものや大量のアルコール摂取など、日常的に暴飲暴食をしている方は少なくありません。
また、仕事や家事のストレスによって常にイライラや不安を抱えている方も多く、自律神経の働きが乱れることで、胃の症状を抱える方もいらっしゃるでしょう。
胃痛や胸やけが起こるとみぞおちの辺りに痛みや不快感を覚え、吐き気をもよおすといった症状がみられます。
何日もつらい症状が続く可能性もあるため、胃に負担をかけないよう胃痛・胸やけの特徴を理解し、症状を防ぎましょう。
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目次
胃痛・胸やけのつらい悩みについて
胃痛・胸やけを起こすと、主に胃の痛みや不快感などの症状がみられると言われています。
次のような悩みを抱えてる方は、少しでも胃の症状を改善し、胃に負担をかけないように対策を行いましょう。
- 脂っこいものを食べると
胸やけを起こしてしまう - 毎日お酒を飲むことがやめられない
- 普段、買い食いばかりしている
- 朝から胃が重くて食欲が湧かない
- 胃にこみ上げるような不快感がある
- ストレスが強く食事を摂ると
気持ち悪くなる
胃痛・胸やけの特徴を理解しましょう
胃痛・胸やけの主な原因について
胃痛・胸やけは、主に次のような原因で起こると言われています。
●ストレス
日常生活でのイライラや不安など、精神的ストレスを抱えてしまうと自律神経の働きが乱れ、胃痛・胸やけを起こしやすくなると言われています。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、これらのバランスが崩れると内臓機能に不調をもたらしやすくなります。
胃の場合、自律神経の乱れによって消化管の機能が低下し、胃酸の分泌リズムが崩れる可能性があります。
胃酸が過剰に分泌されると胃液中の酸度が増し、胸やけを起こしやすくなることが考えられます。
また、荒れた胃の粘膜を自らの胃酸で傷つけるリスクがあります。
そのため、日頃からストレスを抱えている方は胃の症状が現れやすく、注意が必要となります。
●暴飲暴食
暴飲暴食によって胃に負担がかかると、胃痛や胸やけを起こしやすくなります。
また、暴飲暴食の他にも食事が関わる胃痛・胸やけの原因には、以下のようなものが挙げられます。
・脂っこい食べ物
・タンパク質が多いもの
・唐辛子や香辛料など刺激が強いもの
胃酸の分泌が促進されることで胃粘膜を傷つけ、胃痛や胸やけのリスクが高まる傾向があります。
●アルコール
お酒も胃痛・胸やけの原因になります。
アルコールは、下部食道括約筋を緩くすると考えられています。
下部食道括約筋とは、胃の内容物が食道へ逆流することを防ぐ筋肉で、アルコールの影響を受けやすいことが知られています。
またアルコールは、食道の蠕動運動(ぜんどううんどう)を低下させ、胃酸の逆流を引き起こすとも言われています。
その結果、胃痛や胸やけを起こし痛みや吐き気などの症状を生じやすくなります。
胃酸が逆流した食道はただれやすくなるため、食道炎にもなりかねません。
食道炎の症状として、胃痛や胸やけといった症状がみられる場合もあります。
胃痛・胸やけの主な症状について
胃痛・胸やけを起こすと、次のような症状がみられると言われています。
●胃の痛み
胃痛は主に、胃の粘膜が炎症していることによって起こりやすくなります。
みぞおちの辺りに痛みや不快感を覚え、症状がひどくなると吐き気がみられることもあります。
胃痛を生じる可能性がある病気には、以下のようなものが挙げられます。
・急性胃炎
・慢性胃炎
・逆流性食道炎
・胃潰瘍
・十二指腸潰瘍
急性胃炎は過度のアルコール摂取やストレス、ウイルスの感染などによって起こり、慢性胃炎はピロリ菌によるものが多いと言われています。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍では痛みや吐き気のほか、吐血や下血をする可能性があります。
胃潰瘍は食後の痛み、十二指腸潰瘍は空腹時の痛みを感じやすい点が特徴です。
●胸やけ
胸骨の下あたりからみぞおちにかけて焼けるような感覚を胸やけと呼んでいます。
主に食道下部の拡張や胃酸の逆流による刺激で起こるとされ、症状がひどくなると胸痛を生じる可能性があります。
健康的な状態でも、食事の内容によっては一時的に食後に胸やけを感じることがあります。
その場合、胃にこみ上げるような不快感を覚えることがありますが、症状自体は長くは続かないと言われています。
●その他の胃の症状
逆流性食道炎では、呑酸(どんさん)と呼ばれる酸っぱいげっぷがみられやすいです。
慢性胃炎では、強い症状がみられない代わりに胃が委縮し、胃がんのリスクが高まったりします。
そのため胃の不快感や痛み、吐き気を感じたら、早期に医療機関へ行くことをおすすめします。
胃痛・胸やけを改善するためには
胃痛・胸やけの対処法について
胃痛・胸やけを軽減するためには、次のような対処法を行うことが有効とされています。
●胃を休める
胃の炎症による胃痛や胸やけの症状を軽減するためには、胃を安静にすることがもっとも重要です。
可能であれば1~2食ほど食事を断ち、ぬるま湯やスポーツ飲料で水分補給を行うといったことをおすすめします。
その後、徐々に消化がよい食べ物を摂取していきましょう。
・おかゆ
・豆腐
・プリン
胃を休めることで、数日で症状は改善すると言われています。
●胃腸薬を服用する
胃痛や胸やけの症状を早期に改善したい場合、症状に適した胃腸薬の服用も手段の一つです。
胸やけを伴う胃の痛みの場合、H2ブロッカーといった制酸作用があるタイプの胃腸薬を服用しましょう。
また、傷ついた胃の粘膜に結合することで優れた修復力をもつスクラルファートを配合したものも評判です。
どの薬を選択すればわからないという方は、医療機関へ行くことをおすすめします。
胃腸薬を服用する際は、用法・用量に注意しましょう。
●食事の改善
規則正しい食生活を心がけることで、胃痛や胸やけの症状を改善する効果があると考えられています。
脂肪分が多い食事や揚げ物は、消化に時間がかかるため、胃酸を多く分泌する傾向があります。
・アルコール
・コーヒー
・紅茶
・緑茶
摂り過ぎると胃酸を多く分泌してしまうため、控えめにしましょう。
胃に優しい食べ物とは、糖分や脂肪分、刺激物が少なく、やわらかく消化が早いものを指します。
・雑炊
・おかゆ
・白身魚
・鳥のささみ
・バナナ
・りんご
胃の調子が悪いと感じるときには、食事に取り入れてみましょう。
胃痛・胸やけの予防法について
胃痛・胸やけの症状を起こさないためには、日頃から次のような予防を行うことが有効と言われています。
●規則正しい食事を心がける
日頃から規則正しい食生活を心がけることで、胃痛や胸やけの予防に繋がると言われています。
夜中に食事を摂ったり、頻繁に間食を行ったりといったことは好ましくありません。
食事の際は脂っこいものや辛いものばかりを食べず、食事の量も腹八分目にすることをおすすめします。
また、胃酸の過剰分泌の原因となりえる高いアルコール飲料やタバコを控えることも重要です。
●食後に休憩を取る
食べ物を消化するためには、消化器に多くの血流が循環することが必要となります。
そのため、下記の内容に注意しましょう。
・食後すぐに仕事をしない
・食後すぐに身体を動かさない
・食後すぐにお風呂に入らない
食後30分前後はゆっくりと身体を休める習慣をつけることをおすすめします。
●ピロリ菌を除菌する
ピロリ菌は、次のような病気の原因になると言われています。
・慢性胃炎
・胃潰瘍
・十二指腸潰瘍
・胃がん
ピロリ菌は医療機関の検査で簡単に有無を調べることが可能です。
処方された薬を服用するだけで、痛みもなく除菌できると言われています。
ピロリ菌の除菌によって上記のような症状の発症を予防することが期待できます。
●ストレスを緩和する
胃痛や胸やけを起こさないためには、日常生活でストレスを溜め込まないことが大切です。
生活環境を整え、仕事や家事のストレスを排除することが胃の症状の予防に繋がると言われています。
リラックスできる環境を整え、胃に負担をかけないようにしましょう。
著者 Writer
- (ふじみや あきひろ)
藤宮 章洋 - 所有資格:柔道整復師
出身:東京
趣味:読書、登山
得意な施術:腰痛・肩こり
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