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手足のしびれ

手足の神経症状、しびれについて

手や足のしびれは、主に神経が何らかの原因で圧迫されることによって起こる場合があります。
日常生活のさまざまな要因で発症のリスクがあるといっても過言ではありません。

しびれの症状が現れると、感覚が鈍くなったり力が入りにくくなったりといった症状がみられやすくなります。
そのため、日常生活にも支障をきたしてしまうかもしれません。
症状を改善するためには、筋肉を柔軟にしたり温めたりすることが有効でありしびれの予防に繋がります。

しびれの適切な対処法を理解し、つらい症状に悩まされないよう備えましょう。

目次

このような悩みを
抱えていませんか?

手足のしびれの症状に悩まされる方は多くいらっしゃいます。
次の内容に当てはまる方は、しびれの症状に有効な改善方法を理解し、症状を和らげましょう。

  • 長時間歩いていると脚がしびれてくる
  • デスクワークで手がしびれてくる
  • 肩がこると指がしびれる
  • つらいしびれの症状を改善したい
  • 長時間PC作業で指の感覚が鈍くなる
  • 長年続くしびれを改善したい

手足のしびれの特徴について

手足のしびれはなぜ起こるのか

手足のしびれを起こす原因は、以下の通りと言われています。

●筋肉の拘縮

病気によって筋肉が拘縮を起こすと、しびれの症状が現れることがあります。
拘縮とは、ケガや病気によって動かす機会が減った筋肉や関節が硬くなり、動きが制限された状態です。
骨折や、そのほかの病気などで長期間入院すると筋肉や関節が拘縮を起こし、神経が圧迫され、しびれの症状が現れる可能性があります。
拘縮を起こした部位は動かすことが困難であるため、しびれの症状を改善するためには、まず拘縮自体を改善する必要があります。

●神経の圧迫

しびれの症状は、主に神経が圧迫されることで起こると言われています。
神経を圧迫する要因としては筋肉の緊張によるものが多いとされ、手や足などさまざまな部位に症状が現れることがあります。
手や足は、筋肉・靱帯・腱などが密集している箇所です。
そのため、疲労や負荷がかかることによって緊張が高まると、神経が圧迫され以下のような病気を発症しやすくなります。

・手根管症候群
・腕神経叢麻痺(わんしんけいそうまひ)
・足根管症候群

負荷の原因としては、主に使いすぎや、先天的な形成不全などが考えられます。

●血管の圧迫

手足のしびれを生じる原因の一つに、血管の圧迫が挙げられます。
何らかの原因で老廃物が血管内に詰まり、血行障害になるとしびれが起こりやすくなります。
部位によっては、以下のような症状となる可能性もあります。

・脳出血
・脳梗塞
・肩こり
・閉そく性動脈硬化症

しびれの症状は精密検査を行わないと判別がむずかしいため、しびれの症状が続く場合には医療機関へ行くようにしましょう。

手足のしびれの症状について

手足のしびれを生じると、次のような症状がみられやすくなります。

●身体を動かした後のしびれ

手足のしびれは、身体を動かした後に現れやすいと言われています。

・長時間の歩行による脚のしびれ
・長時間のパソコン操作による手のしびれ
・長時間座っていることによる足のしびれ

上記のようなしびれは、継続的な動きや持続的な負荷がかかることで徐々に神経が圧迫され、発生すると考えられます。
そのため、長時間同じ作業を行う場合は、こまめに休憩を挟むといった工夫を行うことをおすすめします。

●手足の感覚が鈍くなる

しびれの症状が起こると手や足の感覚が鈍くなることがあり、とくに指先の感覚異常が発生しやすくなります。
感覚神経の働きの悪さは皮膚の知覚麻痺に繋がる場合があり、触れても感じにくいといった症状がみられやすくなります。

●手足の動かしづらさ

もう一つの重要な神経である運動神経の働きが悪くなった場合、脳からの伝達が鈍くなり手や足を動かしづらくなる可能性があります。
マッサージや温熱で神経の圧迫が緩和されれば、症状が改善すると言われます。
しかし症状によっては、日常的に指先が動かしづらく、細かな作業を行えないといった例も存在します。

●安静時でも常にしびれを感じる

以下の病気では、日常的にしびれの症状が現れることがあります。

・頸椎(腰椎)椎間板ヘルニア
・手根管症候群
・腰部脊柱管狭窄症
・坐骨神経痛

いずれも、椎骨のずれや筋肉の緊張によって神経を圧迫し、しびれの症状が生じる病気と言われています。
とくにヘルニアや狭窄症では、日常的にしびれを感じたり、動作時にしびれが増強したりといった事態が起こります。
症状を放置してしまうと手術の適用となる可能性もあるため、異常を感じたら早期に医療機関へ行きましょう。

手足のしびれで
悩まされないために

手足のしびれを軽減させる方法

手足のしびれが生じた場合、次のような対処法を行うことが有効とされています。

●入浴

入浴時に湯船に浸かり、しっかりと身体を温めることでしびれの軽減が期待できます。
身体を温めることで血行が促進され、筋肉の緊張が緩和するため、しびれが軽減すると考えられています。
忙しいとシャワーだけで済ませてしまいたくなりますが、症状の改善のために入浴時には毎回湯船に浸かるようにしましょう。

●ストレッチ

筋肉の柔軟性が低下すると神経を圧迫し、手足のしびれの原因になります。
手のしびれは首の神経、足のしびれは腰の神経の圧迫が関わっていると言われています。
そのため、日頃から首と腰のストレッチを行い、筋肉をやわらかくすることを意識しましょう。

・腰のストレッチ:仰向けの状態で両膝を立て、下半身を左右に倒して腰やお尻の筋肉を伸ばす

上記のストレッチを入浴後の身体が温まっている状態で行うと、効果的に柔軟性を高められしびれの改善に繋がります。
また、ケガの予防や疲労を回復する効果も見込めるため、日常的に行うことをおすすめします。

●生活動作をみなおす

身体に負担がかかるような動作は、手足のしびれの原因になりやすいです。
そのため、次のような動作をよく行う方は注意しましょう。

・イスに座る際、脚を組んで座る
・片肘をついてテレビをみる
・片側ばかりでカバンを背負う
・片側ばかりに重心をかける

上記のような身体の使い方は、特定の部位に負担がかかりやすく、筋肉の緊張を招きやすいと言われています。
結果、神経の圧迫によるしびれのリスクが高まる可能性があります。
偏った身体の使い方に普段から気をつけ、身体に負担をかけないようにしましょう。

手足のしびれを予防する方法

手足のしびれを起こさないために、日頃から次のような予防を心がけましょう。

●常に姿勢をチェックする

手足のしびれを防ぐために、普段から自身の姿勢をチェックすることをおすすめします。
姿勢が悪いと筋肉に負担をかける原因になる場合があるため、鏡に映る自身の姿をチェックし、不良姿勢を防ぎましょう。

・骨盤を立てる
・胸を張る
・あごを引く

上記の内容を最低限意識し、背中や腰を反らさずに立つことがポイントとなります。
正しい姿勢を維持できれば、作業の際にも身体に負担がかかりにくくなり、しびれのリスクを下げることが期待できます。

●適度な運動

手や足にしびれを生じる場合、筋肉に緊張がみられる可能性があります。
そのため、日頃から適度に身体を動かして筋肉の柔軟性を高め、筋力低下や緊張を防ぎましょう。
身体を動かすことで血行促進効果も見込めるため、日頃から運動習慣をつけることをおすすめします。

・ウォーキング
・ラジオ体操
・ヨガやピラティス

運動不足の方は、上記のような簡単な運動から始めることをおすすめします。
一日15分~30分ほど身体を動かすだけでも、しびれの予防には効果があると考えられています。

●身体への負担を減らす

手足のしびれを発症しないためには、正しく身体を動かすことだけでなく、身体への負担を減らす環境を整えることも重要となります。
デスクワークを行う方であれば、作業環境を整えることをおすすめします。

・デスクやイスの高さ
・画面との距離
・視線の角度
・部屋の明るさ

以上を調整するだけでも姿勢が改善され、しびれの予防に繋がります。

また、普段スポーツを行う方も、環境を整えてみましょう。

・フォーム
・足にあうシューズ
・練習量の管理

よい運動環境は、手足のしびれやケガの予防に効果的と言われています。

神明鍼灸院・整骨院の
【手足のしびれ】アプローチ方法

感覚の異常や動かしにくさのもととなる不快なしびれ。
しびれがあるというだけで、気持ちがよいものではないでしょう。
当院では、手足のしびれの原因は、生活習慣によるものが大きいと考えています。
不良姿勢や、偏った生活動作などからくる身体のゆがみが、神経根や神経走行途中の筋肉に影響を及ぼしていると考えています。
施術においては、3Dスパイラル調整法で、背骨や筋肉を直接緩めていきます。
身体のゆがみにも同時にアプローチし、総合的に症状改善を目指します。

著者 Writer

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(ふじみや あきひろ)
藤宮 章洋
所有資格:柔道整復師
出身:東京
趣味:読書、登山
得意な施術:腰痛・肩こり
ご来院されるお客さまへ一言
患者様に笑顔で充実した生活を送っていただけるよう、がんばります。

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